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なすびとうり2頭のラブラドールとの生活の記録です。 だいたいは…。 それ以外のことも出てくるかも。
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●なすび 黒ラブ 1997年4月16日生まれ
●うり  白ラブ 2003年10月1日生まれ
●姉さん 普通のヒト
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candocoダンスカンパニーの公演を観に鳥取へ行ったのだから
そのことについて書いておくことに…。

candocoダンスカンパニーはイギリスのカンパニーで、
私はずいぶん前から、仕事の関係でその存在は知っていた。
身障者がダンサーとして所属しており、
身体表現には独特のものがある。
もちろん生で観るのは初めて。
今回はチサトちゃんという日本人(聴覚障害者)がダンサーの一人として参加している。
実はチサトちゃんはずーっと以前に彼女がまだ学生だったころ、
多少の付き合いがあった。
彼女がある企業の助成を受けて英国に留学すると聞いた時、
当然英語は話せないし、
日本語手話も通じないし、彼女の得意の読唇もできない中、
一人異国の地でどうやってコミュニケーションを取るのだろうかと、
人事ではあるが心配したものだけど、彼女は立派にやりとげたのだ。

公演は2部構成で一部はワークショップから生まれたコンテンポラリーなものだった。
7名のダンサーたちのうち、車椅子の男性ダンサーが2名。
そのうちの一人は下半身がない。
彼が登場するだけで、ちょっとハッとさせられてしまった。
しかしその上半身の動きの力強いこと…。
軽々と人の上に乗り、車椅子に乗り、動き回る。
その驚きはあったものの、作品としてはどうかな…。
実はこの時点で、ちょっと私は「大丈夫かなぁ」とハラハラしていた。

休憩後、二部は宗教をテーマにした作品。
これが良かった。
彼らの持つ障害は作品の上で完全にプラスだった。
ダンサーたちの身体が色々なものを象徴する。
演劇のエッセンスも入っており、目が離せない演出だった。
ダンサーという意味ではまだ多少力不足なのかも知れないけど、
チサトちゃんには独特の存在感があり素晴らしかった。

障害者のアートというのは、日々あちこちにあるが、
「鑑賞」するという時に、それをどのように捉えるのか、時に私も迷う。
「頑張ったね」「よくやったね」という評価はイヤだ。
今回はその粋はずっと超えていた。
満足。

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